関東辺りで行われたオフ会のレポートなんかを読んだりすると、九州という僻地に住む我が身の不自由さに嘆きたくなる事があります。23歳になった今現在、福岡空港から羽田空港まで空を飛んで移動するとなると、軽く万単位の資金が溶けてしまいます。かと言って、この歳になって青春18切符あたりで移動するにも様々な困難が待ち構えています。腰痛とか。もともと私の勤務先は東京であるため、将来的に東京勤務になる可能性も皆無であるというわけではありませんが、おそらくないでしょう。

東京というと、学生時代に研修旅行で初めて上京したとき、物凄いカルチャーショックに見舞われたことがあります。
「コンビニ深夜バイトの時給が1000円以上」
私が地元で深夜のコンビニバイトをやっていた時は時給700円台だったのですが。3割増ですか。そりゃ凄いや。そんだけ時給が高ければ、さぞかし物価も高いんでしょうな、ふん、と、勝手にいじけてみたものです。

東京、というか関東と九州の距離差を感じる瞬間というと、こんな事実があります。
「週間少年ジャンプの発売日は火曜日」
日本の書籍輸送事情は関門海峡を越えるのに一晩かかるらしく、山口県ではもちょっと早く手に入る週刊漫画誌も、九州内で店頭に並ぶにまでは余計な日数が経過しています。23年間九州内で生活していたため、私の週間カレンダーには、各漫画雑誌の発売日が九州版として記録されています。ジャンプは火曜日、マガジンとサンデーは木曜日、そしてチャンピオンは金曜日。月曜日にジャンプを立ち読みしただけですごく得した気分になる私ですが、関東では月曜日はひょっとして遅いんでしょうか。あれですよ、関東の皆さん。それ、きっと騙されてますよ。ジャンプは火曜発売です。定説なんです。それ以前に発売されてるのはバッタもんですよ。ジョンプとか、ヅャンプとか。

週刊誌なんかは所詮一日程度のタイムラグで済みますが、月刊誌や新書、文庫本の類となるとそれ以上待たされることになります。しかも、新書なんかは所謂「フライング販売」というものも存在するため、相対的に損した指数が増加する事になります。ええ、ええ、月刊誌なんかは二日待ちか基本ですとも。新書なんかはフライング販売を考慮すると一週間待ちも珍しくはありませんとも。んで、その間ネット上では感想なんかが公開されちゃってたりするんですよ畜生。えーい、貴様等、俺が読み終わるまで黙って待ってやがれ。さもなくばトラックをもっと速く動かせ。マッハだ。マッハで九州優先にしやがれ。とっとと本持って来い。……こほん。ちょっと感情的になってしまいました。ま、あれです。九州、いいところですよ。多分。荒尾とか。フォローになってないか。


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