我が家の朝食はパンです。食パンだったり菓子パンだったり、場合によってはシリアルも加えたりと、その内容は様々です。パン食になった理由は我々夫婦が朝に弱いため、子供たちだけで勝手に準備が出来るからです。もし奥さんが朝に強い人だったら、ひょっとしたらご飯食になっていたかもしれません。あ、私は朝食とらない人なんで。

ご飯だったら5kgなり10kgなりとまとめ買いをするのでそう簡単には備蓄がなくなる事はありません。が、パンはどんどん無くなっていきます。いつもだったら仕事帰りなどにスーパーに寄って小まめに買い足しているのですが、今年は折からの天候不順でなかなか寄り道も出来ず、とうとう深夜に買出しに行く事になりました。パンがない、牛乳もない、という事でこれらを購入が最優先。ただし後の匙加減は私次第、と。

子供のお使いならば、頼まれた物以外を購入すると怒られます。もしくは、最初からギリギリの金額しかもらえません。ですが、私は大人。家計用のお財布を持ってお買い物です。万単位の現金を持ってお使いです。無駄遣いをしないはずがありません。勝手に作ったお買い物リストはこんな感じでした。

合計で1500円もあればお釣りが来るでしょう。本来の目的である「パンと牛乳」は比率的に半分もありませんが、まあその辺は大人の事情という事で。

で、自転車で最寄のスーパーに到着。数年前からこのスーパーも24時間営業となりました。こういう非常時にはとても頼りになります。以前は午後9時くらいに閉店していたのですが、その頃であれば自転車の行動範囲内には他にスーパーがありません。車を出さずに夜中でも買い物できるというのはありがたい事です。品揃えを求めるのならば車で同じ系列の別店舗に行くほうがいいのですが、そこまでするのは面倒です。まあ、パンと牛乳さえあればどこでもいいっちゃいいのですが。

店内に入り、まずはパンと牛乳を確保。その後にそれ以外のモノを物色します。あれがいいかなあ、これもいいなあ。店内を二周ほどした結果、お買い物リストはこのように更新されました。

上二つが確定。そして下二つが現時点での保留です。なんか下のほうでえらい変動があったように見えますが気のせいです。ほら、深夜に甘い物とか食べると脂肪とかお肌の具合とかによくないじゃないですか。奥さんを想うが為に、断腸の思いでリストを更新したのですよ。それに、私がカップ麺を食べるときは一口目は献上するのがルールなのです。奥さんの腹具合的にはそう変わりはありません。

約1500円が約1000円まで減りました。が、ひょっとしたらまだまだ減るかもしれません。あんまり無駄遣いすると怒られますから、「さりげなく無駄遣い」くらいに抑えておくのがポイントです。例えばカップ焼きそば。夏の深夜に「発泡酒飲もうぜモード」に突入している私にとっては非常に訴求力のあるパッケージです。あのソースの色艶。艶かしい湯気。そしてしっかりと存在を主張するキャベツや豚肉。実際にはマヨネーズを混ぜて若干白っぽくなろうとも、そしてキャベツや豚肉なんてUMAの如き存在だとしても、それでもあのパッケージの誘惑にはなかなか勝てません。しかしながら、一つ思い出しました。「台所の棚の中には買い置きのカップ麺が残っていたはず」だと。それが焼きそばである保障はありません。ですが、今の腹具合では例え醤油ラーメンや塩ラーメンであろうとも妥協できそうです。あ、別に醤油ラーメンや塩ラーメンを卑下するわけではありません。ただ、私にとってはラーメンという食物は即ち豚骨ラーメンを意味するのです。百歩譲って味噌ラーメンね。醤油や塩というのはあくまで「ラーメンのようなモノ」という認識です。ともあれ、お買い物リストはさらにこのように更新されました。

約800円。当初案から比較するとほぼ半額です。

もうちょっと行けるでしょうか。残ったターゲットは冷凍ピザ。「ビールによく合う」などという素敵なキャッチフレーズの商品ではなく、チーズの質感が素晴らしい二枚入りの冷凍ミックスピザです。だって、ビール向けのは「一枚しか入ってない」「ちょっと辛口」「若干高め(358円)」と、悪材料満載ですから。いや、私一人が食べる分には問題ないのですが、ビールを飲まない奥さんには、一口といいながらガッツリもって行きそうな奥さんには後者のほうがよかろうと。で、冷凍食品コーナーで悩んでいたのですが。今、私の買い物かごの中には6枚入りの食パンが。自宅の冷蔵庫にはトースト用のチーズも、そしてタバスコもあるはず。じゃあ、これでチーズトーストを作ればいいんじゃなかろうか。いかな育ち盛りの息子達とは言え、一日で食パン3枚ずつ食べるほどではないはず。ならば1枚くらい失敬したっていいじゃないか。最後まで私を悩ませたピザを見送り、最終的なお買い物リストはこのようになりました。

合計505円。当初案のなんと三分の一です。素晴らしい。これが節約パパのお買い物というやつです。庶民の賢い節約術というものです。こういう地道な節約の積み重ねがいずれは大きな蓄えとなって……え、あ、このカラムーチョはなんと言いますかその、「節約に頑張った自分へのご褒美」というやつでありまして、いや、その、さすがにチーズトーストで発泡酒は辛いから見逃してほしいでござる。

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