えーと、予想を上回る反響を頂いた一連の結婚ネタと言うか婚約ネタですが、ここで一つお知らせがあります。と言っても、たいしたことではありません。予想していた方もいらっしゃるでしょう。と言うことで。

「婚約したなんて嘘でーす」

そもそもあれですよ。私は「雑文書き」ですよ。「雑文書き」なんてものは「嘘ついてナンボである」って事は小学校で習いませんでしたか?え?習ってない?それはいかんですなぁ。最近の小学校は授業内容が薄くなっているという話は聞きますが、そんな大切な事も教えないなんて。我々の年代はちゃんと道徳の時間にやりましたよ。

いろいろな方々から祝福の言葉を頂きましたが、あえて言わせて頂きます。
「もうちょっと人を疑いましょう」
だいたい、思わせぶりに相方ネタを展開してきたと思ったら「婚約した」だなんて、意図的もいいところじゃないですか。世の中そんなに上手くはいきませんよ。
ちなみに。「ご報告」を読んだ相方は、冒頭部分で笑ってました。「なんか語ってるよー」とか言いながら。そこまで笑わんでもよかろうに。

それにしても、全然興味のない「結婚式」について書くというのはなかなか難しい事でした。「結婚専門誌でも立ち読みすればいいか」なんて軽く考えていたんですが、いざ実行に移そうとするとそれが難しい事。何が難しいって、結婚情報誌って女性専門誌の棚に置いてあるんですよ。世の中にはファッションの研究として男性であるのに女性用ファッション誌を愛読される方もいらっしゃると聞きます。そのような方は購入後、自宅でじっくりとご覧になるのでしょう。

しかし。今回の私は購入したところでゴミになる事が確実な「結婚情報誌」をターゲットとしています。無駄になる事がわかっているのであれば、わざわざ購入する必要はありません。漫画の単行本のようにビニールで封をしてあるわけでもないので、立ち読みに対して何らかの障害があるというわけでもありません。棚の中に、そして台の上にノーガードで待ち構えています。

物理的な障害はない、ないのですが、問題は精神的な障害です。コンビニでエロ本を立ち読みする程度はなんの葛藤もないのに、何故こんな情報誌ごときでここまで躊躇しなければいけないのか。……まあ、言うまでもなく、「周囲が女性ばかり」という事が原因です。なんつーか、物凄く不自然でした。私。仕事帰りの女性が、学校帰りのお姉ちゃんが、買い物途中の奥さんが、ふらっと立ち読みに訪れるような一角に、コート姿の男が所在無さげに立ち読みしているのです。いやはや、針のむしろに座った気分でした。

結局、立ち読み大作戦は失敗。たいした情報も得られずにこそこそと逃げ帰ってしまいました。「なんのこれしき。我輩には文明の利器『いんたーねっと』様があるのだ」と片っ端から検索も行いましたが、どうも欲しい情報がない。こちらも討ち死に。負け負けです。

まあ、なんですね。自分に直面した出来事であるならもうちょっと気合も入れますが、全く関係のない事だとどうにもやる気になりませんな。年度末に仕事でばたばたとして、満足な調査ができなかったのも敗因の一つでしょうが、それに関しては多くは語らない事にしましょう。それを言い出すとただの愚痴になりかねません。

え?「今は必要ないとしても、相方がいるのなら将来的に必要な知識ではないのか?」ですって。いやいや。心配ご無用。我々には必要ない知識なんです。



























だって、我々、既に結婚して二年半ほど経過してますし。


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