21世紀です。未来世界です。IT革命です。相も変わらず訳の分からない言葉から始まっております。さて、先日ちょいとした事で友人達に連絡をとる必要がありました。IT革命な世の中ですから関係者全員にメールをポンと放り投げれば事足りそうなものですが、何しろ筆不精な私、わざわざメーラーに書き連ねるのも億劫です。という事で、大切な連絡事項もそうでない連絡事項もついつい掲示板を使用してしまう今日この頃です。え?メールを書くのと掲示板に書くのは同じ手間なのではないのか、ですと?その辺りは、雑文書きの悲しい性と言いますか、メールを書き始めるとついついネタに走ってしまい長文を書いてしまうという問題点がありまして。掲示板なら簡潔に書いてしまいますし、送信先を間違えるという愚行をやらかす心配もありません。

そんなわけで、私の友人連中への連絡は、身内連絡掲示板と、そして高専時代の同期が連絡用として設置している掲示板が主となっています。このうち、身内連絡掲示板は何の心配もありません。仮に重大ニュースを書き込んでおいたとすると、私が何もしなくともリアルで連絡が飛び交うような連中です。実際、今回もどこからともなく反応がありました。楽チン楽チン。作ってて良かった、と思う瞬間です。

そして、残るは高専時代の同期への連絡。この2箇所で友人関係の大半をカバーしているというのは、よく考えると物凄く狭い交友関係なのではないかと思いますが、気にせず続けます。で、同期への連絡ですが、実はその掲示板。あまり存在を知られていないようです。以前点呼が行われていたのですが、卒業時点での同期の人数が30人程度だったのに対し、反応があったのが10人程度。3割です。これでは足りません。先程、あえて「卒業時点での同期の人数」という表現をしましたが、実際に入学した時点での同期の人数は40人ほどでした。入学から卒業まで5年あるんで、まあ皆いろいろありましたと一言で誤魔化しておきますが、その「いろいろあった面々」はその掲示板に訪れてすらいないようです。できればその面々にも連絡をとりたい、しかし、掲示板に書いてもその事が伝わる保証がない。どうしよう。どうしよう。考えた末に結局メールを送る事にしました。

長々とした前振りでしたが、今回のメールは2人に送信しました。連絡先が分かっている人間のみですが、とりあえず連絡事項を簡潔に。特に、片方は携帯のアドレスでしたんで、簡潔もここまで来ると無作法だ、という程度まで簡潔に書いて送信しました。直後に反応がありました。携帯のアドレスではない友人の方から。久しく連絡を取っていませんでしたし、PC対PCという状況です。簡潔メールにはもったいないほどの返事が返ってきました。こちらは仕事中でしたが、たまたま待機中という事情もあり、若干のネタを交えつつ長々と書いて送信。と、これだけなら普通の話なんですが。

メールの中には「サイトを立ち上げた」という記述が。ううむ、見てみたい。見てみたいがしかし。URLを教えてもらったとしたら、こちらも教え返さないとまずいような。ましてやこの友人、過去の文中でネタにしております。むしろ完全な部外者であれば何の躊躇いもなく教えたかもしれません。その辺の考えをオブラートに包んでメールに書いておきました。要は、「URL知りたいけど、そうなると俺のURLも教えなきゃいけなくなるからにゃぁ」と。いや、『にゃぁ』とは書いちゃいませんけど。

メールを送信する直前に待機状態が終わり、仕事という戦場の中に突撃して行ったのですが、数時間後に帰還してみると、先程のメールへの返信が。
「なるほど、知りたいのか。では教えてやろう。URLはhttp://なんたら……」
教えるんですかい。って、ネタにしてるからあんまり見られるのはまずいっちうねん。いや、確かに「知りたい」とは書きましたが。しかし、もはや言った者勝ち。教えられたからには教えねばなりません。ううう。

そんなわけで、新たに一人の友人にこのサイトの存在が漏れてしまいました。前回は私のミスでしたが、今回は私の意志で。まあ、いいや。こうやってネタにもできたし。


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