ADSLです。ブロードバンドなのです。とうとう我が家もADSLを導入しました。しかも8M。それ以前はフレッツISDNでしたが、フレッツ導入時は感動したものです。「とうとう俺も常時接続だ。接続時間にびくびくしないで済むんだ」と。

数年前より職場や学校以外でネットに接続していた方ならご存知だと思いますが、つい最近までネット接続時の電話代は従量制でした。使った分だけ金を取られる方式です。テレホーダイという中途半端な定額制サービスもあることはありましたが、さすがに平日は深夜まで使用するわけには行きません。結局、昼間や夜に接続時間にびくびくしながら使用していました。

それがここ数年の常時接続サービスの充実によって、びくびくしないでいい、しかも高速なネット接続を堪能することができています。出費の面だけを考えても、現在の私は5千円程度で高速な常時接続を堪能しています。5千円というとフレッツISDN導入以前、つまり56kモデムとタイムプラスでびくびくしながら接続していた時期と大差ありません。むしろ、高速化された分だけコストパフォーマンスは上がっています。

「高速化」と一言で言いましたが、正直言って私、ADSLをなめてました。「いろいろチューニングしないと速くない」等いろんな情報が耳に入っていたので、「まあ、出費に見合う分(ルータ代程度)くらいに速くなればいいかな」と思ってました。それがどうですか。Yahooのトップページが1秒で表示されるなんて初めての体験ですよ。思わず「ふえーん、速いよー」と、幼児風に泣きながらびっくりしてみました。いや、しかし本当に速い。

残念なことは私が社会人である、という点です。学生時代、自宅でやることが無くてごろごろしている時には「ああ、時間を気にせずにネットに繋げたらいいなぁ」と思っていました。その頃待ち望んだ常時接続を実際に手に入れた現在、「時間」の方が手元にありません。数年前、当時まだ学生だった私が自宅からネットに接続できるようになった旨を既に就職していた友人に話した際に「いいなぁ、俺も学生時代につなぎたかったなぁ」とぼやいていた事が思い出されます。今なら奴の気持ちがわかります。まだ私が学生だったら。……いや、碌な事にはならないでしょう。あんなものやこんなものをダウンロードするとか、ネットゲームにのめり込むとか。むしろ、後者のほうがありえそうです。私の学生時代は「東風荘」に接続するのもちょっとした決心が必要でした。「貴重な接続時間をまあじゃん如きに奪われてよいものだろうか」などと考えたりしたものです。今だったらおそらく繋ぎっぱなし。打ちっぱなし。いやいや、麻雀であればまだいい。もしも「Magic: the Gathering Online版」なんてものに手を出しちゃった日には……学校行かないだろうな。


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